第3回不具合対応ブログ(潤滑油1 変色)

潤滑油関係の不具合は様々ある.潤滑油そのものの,変色,濁り,粘度増減,異臭,白煙,漏れ,急減,レベル低下,ヘドロ化,異物混入,摩擦係数増減,などがある.また焼付き,摩耗,音・振動,フレッチング,ピッチング,油圧低下,油温上昇,トルク増減,材料強度低下,などは,潤滑油単独ではなく設計,材料との組み合わせで不具合が発生する.

 今回は潤滑油の変色について述べる.潤滑油を使っているうちに少し茶色が濃くなった,黒っぽくなってきたと気づかれる,もしくは例えばガソリンスタンドでこんなに変色しているのでと交換を勧められた方もおられると思います.使っていくうちに変色するのは当然ですが,性能が使えないレベルになっているかどうかは別です.一般的に機械の潤滑油の交換は,潤滑油メーカ推奨の頻度でされているのではないでしょうか.多少の変色は性能に影響しませんので,潤滑油の経費でお困りであれば,使用中の潤滑油の分析をしてください.酸価(TAN)、粘度、FT‐IR などを新油と比較することで劣化度が判定できます.

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