第4回不具合対応ブログ(潤滑油2 濁り)

今回は潤滑油の濁りについて述べる.濁りと一口に言っても様々な濁りがある.もっとも特徴的な濁りは白濁である.白濁した時の一番の原因は水分混入である.水分は例えばタンクの結露によって徐々に溜まってきて,白濁するときには数%以上の水分が混入している.そのためタンクには水抜きのコックが設置されているケースがある.定期的に水抜きをしているかチェックが必要である.その他白濁の原因の一つには気泡混入がある.狭い管路から急激に潤滑油が解放される構造になっているとキャビテーションが発生して泡が出る.また空気を巻き込む構造になっているとエアレーションによる白濁が発生する.タンク等の仕様を見直す必要がある.また,潤滑油が固化して白濁する場合があり,使用温度や潤滑油を固化しにくいものに変更する必要がある.その他の濁りにおいて,細かな異物による濁りがある.変色と間違えられる場合もあったりするが,ろ紙等に取ってみると異物かどうか特定できる.その異物を特定して,発生源を断つ必要がある.

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