第79回不具合対応ブログ(溶接不具合)

溶接もいろいろな種類があるので,ここでは筆者が経験してきた溶接の不具合について以下に示す.

  • スポット溶接

板金を固定するために用いられるのがスポット溶接である.無処理の薄板板金であれば問題ないが,表面処理がされている板金は溶接不良が発生する場合がある.また,2枚以上複数であったり,厚板の板金であったりするとスポット溶接が完全に外れたりする.さらに近くに湾曲面がある場合も同様である.また,溶接間隔は強度に影響するので注意が必要である.

  • アーク溶接

 アーク溶接の不具合(溶接欠陥)には、ブローホール、アンダーカット、溶込み不良などが指摘される.特に複雑形状や,異材接合時はこれら現象が出やすいので,溶接断面を事前に溶接が正しくされているか確認する必要がある.

  • レーザー溶接

レーザー溶接でよくある不具合(欠陥)は、気孔(ポロシティ・巣)、割れ、酸化、溶け込み不良・溶け落ち、およびすき間への弱さがある.洗浄不良による気孔の発生,隙間調整不良で溶接面の隙間が部分的に広くなっている場合の不良に注意が必要である.

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