第84回不具合対応ブログ(なぜなぜを繰り返す)
不具合解析において,「この不具合の原因はどこにあるのか?」.自問自答や,チームで話し合って特定していく.このこと自体は至極真っ当なアプローチであるが,ではそこで特定された現象はなぜ発生したまで追及しているか.
このなぜを繰り返すことは,真の原因にたどり着く良い手法であり,最低でも3回,できれば5回「なぜなぜ」を繰り返すことが推奨されている.
以下に歯車が破損した時のなぜなぜの繰り返し事例を示す.なぜ歯車が破損したかについて,なぜなぜが2回までで終わっていたら運転時間を短くすればよかったで終わってしまう.5回繰り返し,会社の利益確保の指示における保全基準があいまいなまま放置した結果故障につながったことが初めて明らかになる.このケースの場合は保全基準を明確化することが対策になる.
このようになぜなぜを繰り返すことにより,真の原因とその対処方法が明らかになる.


