第77回不具合対応ブログ(不具合発生時の危険回避)

不具合発生時の対処にはさまざまな危険があるので以下に代表的なものを回避方法を抜粋して回避方法を整理する.

  • バリ,ピン角

 部品が割れたり,欠けたりしたときには鋭角な面が露出している.通常軍手などで対処するが,ナイフ状になっていて軍手でも切れてしまう場合があるのでその場合はケブラー手袋を用意したい.また,ピン角になっている場合は手袋を突き抜けてしまう場合があるので,その場合は皮手袋等の突き抜けない手袋を用意したい.また,触覚でどのようになっているか確認する場合もあるが,圧力をかけないように慎重に触れる.また,複数で同時に触れることは危険である.

  • 毛羽

 破断面にガラス繊維やカーボン繊維がむき出しになっている場合がある.この毛羽に触れると厄介である.いつまでもチクチクした痛みが計測し,場合によっては医者に抜いてもらう必要が出てくる.破断面だけではなく,摩耗面にも出ている場合があるので決して素手で触らずにできれば耐切創手袋を用意したい.

  • 残圧

これは最も注意すべきものである.機械が異常で停止した時に,電源が入っていないのに残圧で機械が動いて手を挟まれる事故が絶えない.つまり機械の機構を知らないで決して触れてはいけない.残圧を抜いた後,初めて機械に触れて異常個所をチェックすることが重要になる.

  • 高温

 金属が溶けている溶鉱炉は最も危険であるので重装備で異常個所をチェックすることになる.一旦温度を下げてしまうと復旧に時間がかかってしまうので下げないでチェックする場合があるが,一人作業には絶対にしないことが最も重要なことである.そして声掛けをして安全チャックを徹底する.異常時には担当が一人の場合があるが,決して単独行動はしないように徹底したい.

 また,高温レベルがそれほど高くない装置においてもやけどを負う危険性があるので,特に服装は長そで必須(腕カバーもOK)で作業するようにしたい.異常時には慌てていろんな個所に触れる危険があるからである.

  • 噴出

 液体,上記,薬剤などが噴出する場面もある.保護メガネは必須であり,多量な場合はフェースガードを装着する.人体に特に危険な場合は,防護服を装着する.

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