第94回不具合対応ブログ(コストアップが予測される対策の行動指針)
不具合対策で営業(or経営)側と現場側がいつもぶつかる問題がコストである.ここではいくつかのケーススタディーを示す.
【少額のコストアップが見込まれる対策】
緊急ですぐに対応しなければならない場合の対応
- 対策織り込み後,コスト改善策の検討を期限付きで提案することで納得してもらう
- 緊急の期限を延ばしてもらう交渉をお願いして新たな期限までのコストアップしない対策を提案する
- 社内外知見者を緊急招集し,コストアップなしでできる対策を見つける
期間に少し余裕がある場合の対応
- コストがかからない対策を徹底的に検討し,提案する.
- どうしてもコストアップが見込まれる場合は仕入れ先と原価低減協議し,双方納得のコストアップ回避策を検討する.
- 納入先に対してコストアップが避けられない理由書を提示し少しでもコストアップ分を回収する.
【大きくコストアップが見込まれる対策】
緊急ですぐに対応しなければならない場合の対応
- 対策織り込み後,設計変更を含む大幅な改良でコスト低減策を仕入れ先と共同で検討し,納入先に早急に提案し承認を求める.遅れると変更が困難になる.
- 緊急の期限を延ばしてもらう交渉をお願いして新たな期限までのコストアップしない対策を提案する
- 社内外知見者を緊急招集し,コストアップなしでできる対策を見つける
期間に少し余裕がある場合の対応
- 設計変更を含む大幅な改良でコスト低減策を仕入れ先と共同で検討し,納入先に早急に提案し承認を求めるが,新仕様の評価期間を考慮して計画を立案する.
設計変更するまでの人的余裕,期間的余裕が無い場合は,小さな改良策を多く積み上げ,やり切った感を納入先に訴えることによりコストアップを少しでも認めてもらう努力をする.日頃の納入先とのコミュニケーションが重要になる.
