第2回不具合対応ブログ(焼付き)補足

焼付きはなぜ発生するか?いくつか原因がある.代表的な原因は潤滑不足である.ここで潤滑と記したのは,焼付きが発生する部品が潤滑油を使ってない場合があるからである.以下に例を示す.

潤滑油を使った焼付き場合:潤滑油量が不足していた,潤滑油の設定が間違っていた,設定した潤滑油以外が使われていた,潤滑油が劣化したなどがある.さらに複合的に設計と材料の組み合わせにおいて,潤滑供給方法(設計)が適切でなかった,潤滑油の冷却が不十分であった,想定外の高PV(接触部応力×接触部相対速度)であった,接触部の設計(含む表面粗さ形状)の設定ミス,部品が想定外の動きをしていた,部品の周辺に高温を発するものがあった,部品の材料の耐久性が不足していた,部品の表面処理が適切にされていなかった,など状況に応じてどの原因かよく吟味することが必要である.

潤滑剤もしくは無潤滑の焼付き場合:グリースや固体潤滑剤,樹脂・ゴムと金属の組み合わせ,樹脂・ゴム同士,生体の関節,水潤滑,気体,磁力などがある.これらも量や質や複合的に設計と材料の組み合わせが適切でなかったなどの原因が考えられる.

総じて言えることは,潤滑,設計,材料の面から原因を考える必要があるということである.

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