第24回不具合対応ブログ(不具合対応の会社経営効果)

会社経営に対して不具合対応がどれだけ効果があるが以前のブログでも概要を述べたが,今回は具体的に示したいと思います.

例えば1000万円(売り上げ/日)の製造機械が止まってしまったケースを考える.復旧に丸5日かかってしまった場合売り上げ損は5000万円である.しかしそれに修理費用,かけた総人工がかかる.仮にそれぞれ200万円,10人工(5000円/h人×10人×24h=120万円)とすれば少なくとも損失額合計は320万円になる.また納入先との関係で,仮に在庫が1日分不足していた場合,納入先の売り上げ損につながる.仮に納入先の損失額が10億円/日とすれば,契約形態にもよるが例えば損失の10%保証で契約した場合,1億円保証しなければならない.それで済めばよいが,会社信用度が低下したとみなされた場合は次回受注に響いてしまう.その理由で失注してしまうケースは過去多く耳にした.

なぜもっと短期に不具合を解決できなかったのかであれば,大半はリソーセスの逐次投入によるものである.不具合発生時の初期にその不具合に対する投入すべきリソーセスを見積もり対応されているが,ケースバイケースで柔軟に見直すことができていない.なぜできないかであるが,現場が見積修正を上げにくい,経営側も認めないもしくは現場を気遣った問いかけをしない.そしてずるずると時が過ぎて上記の大きな損失が生じてしまう.  ここで重要なのは全体をマネージメントできる責任者を決めることである.失敗の多くは船頭が多すぎることによる.その責任者は,工程管理,リソーセス管理,不具合現象をまとめ上げる.彼に内外含めてのリソーセスの裁量権(上限はある)を付与するとさらに良い.すなわち全体マネージメントと必要なリソーセスを最適最善に投入することが不具合対応の肝である.

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