第11回不具合対応ブログ(設備故障・不具合をどう見つける)
設備の故障や不具合は生産現場にとって在ってはならない.従って担当を決めて常時チェックしている.しかし設備の故障や不具合はなくならない.ではどうすればその発生頻度を下げることができるか.以下に過去何百と様々な業種の工場設備を見てきた経験で得られたポイントを列挙する.
・まず基本は故障・不具合を探すことである.漫然と設備をチェックしているだけでは例えば異常音・振動,異臭,水・油漏れ,異物,変色,高温,霜,変形,等は見つからない.また,ちょっとした異常を見つけても問題ないと見過ごすケースもある.対策としてはチェックリストの完備,品質教育である.
・次に重要なのは外部の技術者によるチェックである.工場を外部のベテラン技術者に見てもらい,そこで気づいた点を教えてもらうことである.内部の人間では気づかない視点で指摘してもらえる.直ちに故障・不具合にならないとしても改善のヒントになる.
・4S,5Sと呼ばれる整理・整頓・清潔・清掃そして5Sでは+躾であるがとても重要である.設備や床が汚れていると異常発生を見逃す可能性がある.また,設備を大事にしない,品質を重要と思わなくなる.床に油がこぼれていることが常態化している場合はスリップ事故につながる.明かり窓のクリーニング,照明の設置等で設備を点検しやすい状態にしておくことも重要である.

