第12回不具合対応ブログ(外部機関の活用)
不具合と言っても大きく分けて突発的な不具合と慢性的な不具合がある.外注を考えたとき,突発不具合は今すぐ解決しなければならないので外部機関になかなか依頼しづらい.筆者の経験では,電話一本で解決できるケースが多くある.今ではオンラインでビデオ会話も可能であるので物の状態もある程度理解できる.多くの現場が困っていることは,状況を説明してもらえば理解できる.そんなに簡単に解決できるとは予想されていないので,あっけなく解決できて拍子抜けさえ感じてしまうほどである.しかしそのやり取りが可能なのは何千ケースの不具合を解決してきた特定の技術者だけである.筆者もその一人と自負している.
次に慢性的な不具合についてである.よくあるケースとして,化学分析やテストピース評価が得意な外部機関に依頼する.化学分析を依頼した場合は正確な結果が得られる.ただし,その結果の解釈は依頼側にあるのでどのような化学分析をすべきかある程度知識と経験が必要になってくる.そうでないと結果だけもらっても費用が掛かっただけで何も解決しない.またテストピース評価を依頼する場合であるが,案外外部機関丸投げのケースが多い.そのため必要でない試験をしたりして費用がかさむ.また,結果については外部機関が考察するが,不具合を解決するところまで面倒は見てくれない.結局役に立たずに膨大な費用だけが掛かったという声をよく聞く.筆者であれば少額の費用で解決までお付き合いできる.

