第13回不具合対応ブログ(AIの活用)
以前のブログでも取り上げたが,現在急速に生成AIを使う人が増えている.メディアでも取り上げられ,小学生の間でも使う子が増えつつある.そこで以下に生成AIの活用のメリットデメリットについて具体例を示す.
- 生成AI活用のメリット
以下はChatGPTを使った事例である.初動の実施項目を多く列挙してくれる.
【質問】:破損したギヤが持ち込まれた.自分は損傷を解析して対策提案する担当者.まず何から始める?
【回答】:最初の一歩は「証拠の保全」と「背景情報の確定」です。以下の順で動くと後戻りが少なく、原因特定が早まります。 *以下項目だけを示す
1) 証拠の保全(受け入れ直後)
2) 背景情報の収集(最初のヒアリング)
3) 初期観察・非破壊検査(現場でできる範囲)
4) 早期の仮説立案と確認計画
5) 測定・試験(ラボ段取り)
6) 初動のタイムライン(目安)
7) 是正策の方向性(原因が判明したら選択)
2.生成AI活用のデメリット
生成AIは何を優先すべきか教えてくれない.特に突発不具合に対しては初動を間違えると時間やリソーセスを浪費し,結論を間違えてしまう恐れがある.また,不具合の特定も難しい.最も困難なのは対策についてである.生成AIはあくまでも参考としてのみ使える.不具合に対して答えを出せない理由は,生成AIの答えを導き出すデータベースに不具合関係のデータがほとんど無いからである.

