第8回不具合対応ブログ(初動対応)
不具合が発生した場合初動対応は最も重要である.この初動を間違えると対策完了までの期間・コストが膨大になってしまう場合があります.これは企業としても経費増大,顧客の信頼を損ねるなどにつながってしまいます.一方,多くの不具合は発生原因を解明することなく様々な対策案を組み合わせる中で解決します.この成功体験から時間をある程度かければ大丈夫と信じてしまう現場の担当が多くいます.しかしその内容を検証すると,過去発生した同様の不具合であった場合が多く存在します.解決してしまえば原因解析は中止となり,そのノウハウも散逸してしまっています.時には解決できなく,大幅な設計変更で何とか解決にこぎつけた事案はないでしょうか.この流れの不具合対応は果たして企業にとって良い選択でしょうか.言わば力ずくで解決できても期間.コストが多くかかってしまいます.以下に初動および初動後どうするかの重要3項目を挙げます.
- 不具合の現場・部品・潤滑剤等の保存に努める.部品は洗浄しない,錆びさせない.
- その不具合に詳しいor対処できそうな社内外知見者を必ず加えて初動を決める.
- 不具合の原因解析は解決後も取り組む
この中で最も重要なのは2の不具合に詳しいor対処できそうな社内外担当者を対応メンバに加えることです.自部署で解決できる,社内外の知見者に依頼するのが面倒だ,と考えがちですが,過信や手間を惜しむと後悔しますのでよくよくお考え下さい.

