第15回不具合対応ブログ(温度管理起因不具合)

設備や潤滑油,水の温度管理が原因の不具合は多くある.以下に具体例とその対策を挙げる.
1. 設備温度管理
製品製造における温度管理は製品の性能品質に関わる重要なものである.当然製品の最適製造温度を狙った設備仕様や設定にしているはずであるが,不良品が発生するケースがある.この時,例えば大型炉を使用している場合は製品を炉の中に縦横多く投入している.この場合炉の左右,前後の温度がどうなっているか正確に把握していないケースがよくある.また,始業時と終業時の温度が違っていたり,段取り替え時の温度管理の問題があったりする.これらの場合は温度を均一にすれば解決できるが,そうでなければ投入個数の調整等が必要になる.中には温度センサーが所定の位置に配置されていなかったケースも散見された. この場合の発見は意外に難しいが丹念にチェックすれば解決する.
2. 潤滑油・水温度管理
タンク内のどこで温度測定をしているかがキーになる.流れがあったりなかったりでも温度はばらつく.できれば複数個所で測定することが望ましいが,できなければタンク内の温度分布を測定して,測定ポイントとの差を把握しておく.

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