第6回不具合対応ブログ(振動)

振動は振動だけ発生する場合もあれば,異音と同時に発生する場合もある.時にはその振動によって機械そのものが壊れてしまうこともある.連続的や不連続のもの,微かな振動から床全体が振れるような大きな振動など様々である.  異音と同様にまずは発生場その特定である.これがなかなか特定できない場合がある.系を伝ってくるので,発生源がかなり離れている場合もある.その場合は機械の図面から場所を推定しながら特定していくことが必要になる.発生場所がわかったらどの部分で発生しているかを推定する.部品が特定できたら部品を分解して原因を調査する.回転部品なら回転数と同期しているか確認する.金属音とともに振動しているならハンマリングのようになっていることが考えられる.部品の摩耗によってクリアランスが大きくなっている場合もあるので部品のかみ合わせを確認する.異音と同様に潤滑がされている場合はその潤滑剤の量が十分か,劣化していないか,固体潤滑材の場合は摩耗していないか調査する.対策としては摩耗の場合は材質変更や潤滑環境改善,振動そのものをなくしたい場合は系の固有振動数をハンマリング等で確認して問題が発生しない周波数帯に系を設計変更する.

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